- 1 システムエンジニアだけじゃない。エンジニアの種類ってどのようなものがあるの?
- 2 ITエンジニア(SE・PG)はプログラミング未経験者でもなることが出来るのか?
- 3 未経験者歓迎の求人でもブラックな職場はさすがに避けたい…
- 4 ホワイト企業の総合研究機関の調査による優良ホワイト企業一覧
- 5 認定マーク数から見たホワイト企業ランキング
- 6 IT業界は安定して成長中。今後も成長発展が見込まれる
- 7 IT業界の中でも技術派遣(アウトソーシング)の会社やSESの会社は比較的年収が低い?
- 8 障害者雇用はほとんどが契約社員(非正規)で正社員になるのは難しいの?
- 9 障がい者の定着率は1年で60%程度という現状…
- 10 求人探しは障がい者に専門特化したものを利用したほうがミスマッチが少ない
- 11 障害の種類によって就労割合が高い職種や就労時間などが異なる
- 12 転職エージェントとは?
- 13 転職エージェントは年齢や経験職種ごとに相談先が異なる
- 14 障害者雇用を考える就職・転職希望者におすすめのエージェントサービス比較
- 15 おすすめしたい大手企業の就労移行支援施設比較。選ぶ際に参考にしたい評判や口コミ
システムエンジニアだけじゃない。エンジニアの種類ってどのようなものがあるの?
「エンジニア」と聞くと、大半の方が思い浮かべるものはシステムエンジニア(SE)、プログラマー(PG)等かも知れませんね。
では、エンジニアという言葉にはどのような意味があるのでしょうか?
対象者は、「工学についての専門的なスキルや知識、技術を持った人材」で、「技術者」とも呼ばれることもあります。
「ITエンジニア」は、インターネット関係に関わるITの専門知識やスキルを備えた人を指すことが多いです。
■エンジニアの種類
・システムエンジニア(SE)
・プログラマー(PG)
・ネットワークエンジニア(NE)
・テストエンジニア
・制御、組み込みエンジニア
・インフラエンジニア
・サーバーエンジニア
・Webエンジニア
・マークアップエンジニア
・社内SE
・フロントエンドエンジニア
・アプリケーションエンジニア
・データベースエンジニア
・IoTエンジニア ・セールスエンジニア(Sales Engineer)
一つ一つの職種を説明するこは割愛しますが、ITエンジニアは、コロナ禍でも就職に強く、今後も社会で必要とされる職業であることは間違いないでしょう。テレワーク・リモート勤務などを取り入れている会社が多いこともあり、近年人気が上昇しています。
Webエンジニアやデータベースエンジニアなど現時点で何らかのプログラミング言語の使用、開発経験を求めている傾向が強いと思います。(Webエンジニアは会社の規模が小さいところは、たまに未経験可で募集してますが、大手人気企業ではプログラミング経験が必要なところが大半です)
文系や未経験でも積極的に採用している企業が多い職種は、システムエンジニア(SE)やプログラマー(PG)、制御、組み込みエンジニアなどでしょうか。会社の規模や採用の方針により多少の違いはありますが、未経験者歓迎として募集をしている割合は高いです。
ネットワークエンジニア(NE)、インフラエンジニア(IE)等も、未経験からでも採用されやすい職種ですが、入社後もしくは入社前研修でCCNAという資格等を取得することを求められます。
「手に職をつけたい」、「専門性を身につけたい」、でもプログラミングの経験はないし、どのような会社であれば内定が得られるのかよくわからないという人は、このあと紹介するエージェントを活用して、企業探しをしたほうが効率的かも知れません。
ITエンジニアと言っても仕事内容は多岐にわたり、採用の難易度も大きく異なります。やみくもに知名度のある会社を受け続けても良い結果は得にくいです。
また障害雇用枠でITエンジニアを募集していて、かつ未経験歓迎の求人を探すことは簡単ではありません…。
ITエンジニア(SE・PG)はプログラミング未経験者でもなることが出来るのか?
ITエンジニアってリモート勤務やテレワークなども出来そうだし、コロナ禍でも安定して業績を伸ばしている印象が強いですよね⁉
でも、障害者雇用枠で業界未経験者でも就職・転職出来るのか気になるという人も多いでしょう。
結論としては、「未経験者歓迎の求人はある」のでご安心ください!
募集要項やポジション、雇用形態などは会社毎に異なるため、一般枠の転職求人を見たところで、合格する確率は低いでしょうから、やはり障害者雇用に特化をしたエージェントに相談することをおススメします!
例えば、ITエンジニアが数多く活躍しているIT業界と言ってもジャンルが幅広いのです。
・通信業界
・ソフトウェア業界
・ハードウェア業界
・情報処理サービス業界
未経験の方であれば、この時点で既にどこが良いのか迷いが生じますよね…。
上記に分類される事業を単体で手掛けているところもあれば、複数領域にまたがってビジネスを行っている企業もあるのです。
例えば、情報処理サービス業界は大きくSIer(エスアイヤー)とSES(エスイーエス)分野に分類されます。
SIerは、プロジェクトを請け負うスタイルに対して、SESはプロジェクトのチームのスタッフとして技術者を常駐・派遣する形などを取ります。
お客様先に常駐するようなビジネスモデルでは、障がい者の方を受け入れやすい職場とは正直言えないため、採用される確率はあまり高くないでしょう。(一方、一般枠ではSESの企業などは採用難易度が低い企業が多いです)
でも、自社の商品を開発しているエンジニアやバックオフィスに所属する社内SEなどは、障がいをお持ちの方でも積極的に採用している企業もあるようです!
未経験者歓迎の求人でもブラックな職場はさすがに避けたい…
未経験者歓迎の求人でITエンジニアに慣れれば理想的ですが、ブラック企業で、障害への配慮もなく働かされたら、精神的、肉体的に辛いですよね…。体調を崩したりしたら元も子もありません…。
実際、ビジネスモデルによって収益性も大きく異なりますし、労働環境などにも差があることは事実です。
ホワイト企業の総合研究機関の調査による優良ホワイト企業一覧
まずは、ホワイト企業の総合研究機関であるホワイト企業総合研究所の『優良ホワイト企業一覧』を確認してみましょう。
同社は、様々な調査会社の情報やビッグデータ解析により約5万社の企業を分析し、ホワイト企業の発掘・認定を行っている機関です。
IT業界以外の企業も複数一覧化されていたため、今回はIT業界のみを抜粋致します。
Facebook Japan株式会社
マスワークス合同会社
ヴイエムウェア株式会社
freee株式会社
株式会社セールスフォース・ドットコム
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社
株式会社Colorkrew
Apple Japan合同会社
株式会社アシスト
株式会社アークシステム
エクスペディアホールディングス株式会社
ブルームバーグ・エル・ピー
Sansan株式会社
株式会社ユーザベース
ビッグローブ株式会社
豊田通商システムズ株式会社
アバナード株式会社
株式会社NTTデータ・フィナンシャルコア
サイボウズ株式会社
東京ガスiネット株式会社
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
障害者雇用枠の募集を今現時点でしているかを保証するものではありません。あくまで一つの指標としてとらえて下さい。
認定マーク数から見たホワイト企業ランキング
次は、『一般社団法人安全衛生優良企業マーク推進機構』のランキングを確認していきましょう。
同社は、厚生労働省の『安全衛生優良企業公表制度』に関する事業などを委託している法人です。
同ランキングには、エンジニアが多数所属するIT業界・通信業界、製造業(メーカー)が多数ランクインしていました。
経済産業省の『健康経営優良法人認定制度』、厚生労働省の『くるみん』、『えるぼし』等の認定企業がランクインしています。
元々は100社のランキングでしたが、IT・通信・メーカーなどだけを抜き出しているため、番号が飛び飛びになっています。
順位 | 企業名 |
1位 | 東日本電信電話株式会社 |
5位 | コニカミノルタ株式会社 |
7位 | セイコーエプソン株式会社 |
11位 | 株式会社ニコン |
12位 | リコーリース株式会社 |
15位 | 株式会社クレスコ |
20位 | リコージャパン株式会社 |
29位 | 株式会社リコー |
31位 | エムケー精工株式会社 |
32位 | スミセイ情報システム株式会社 |
35位 | リコーITソリューションズ株式会社 |
39位 | MS&ADシステムズ株式会社 |
41位 | 株式会社ISTソフトウェア |
43位 | 株式会社メタテクノ |
48位 | TIS株式会社 |
49位 | 日本ユニシス株式会社 |
51位 | エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社 |
56位 | 株式会社アバールデータ |
59位 | コネクシオ株式会社 |
60位 | ドコモ・システムズ株式会社 |
61位 | 株式会社野村総合研究所 |
62位 | SCSK株式会社 |
63位 | JFEシステムズ株式会社 |
64位 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ |
65位 | 株式会社NTTドコモ |
66位 | 日本電気株式会社 |
69位 | 株式会社ジュピターテレコム |
70位 | 富士通株式会社 |
71位 | 沖電気工業株式会社 |
72位 | ソフトバンク株式会社 |
75位 | 株式会社富士通マーケティング |
77位 | 株式会社豊田自動織機 |
78位 | 住友電気工業株式会社 |
79位 | アビームコンサルティング株式会社 |
85位 | 富士ゼロックス株式会社 |
86位 | 株式会社堀場製作所 |
『安全衛生優良企業公表制度』は、メンタルヘルス対策、過重労働防止対策、安全管理など、幅広い分野で積極的な取組を行うことが求めらるため、健康・安全・働きやすい優良企業であると言えるでしょう。
IT業界は安定して成長中。今後も成長発展が見込まれる
IT業界は、コロナ禍でも安定的に成長を遂げています。業界の市場規模としては約16.4兆円、平均年収は約616万円程度です。
IT業界は大きく分けると、グループ系、独立系、外資系の企業に分けられます。
マーケットの実態としては、外国資本の会社が業界を牽引していることは否めず、特にアメリカ合衆国の企業が一歩先を歩んでいる状況です。
しかし、日経企業の技術力が劣っており、開発スピードなどが遅れているかというと、決してそうではありません。
日系の資本、日系グローバル企業などでも高い技術力を持ったメーカーなどは沢山あります。
こちらは、富士通、パナソニック、日立、NEC、新日鉄、伊藤忠など大手企業のグループ会社が中心です。
最近の動向や今後の注力分野としては、DX(デジタルトランスフォーメーション)、ビッグデータの活用、クラウドコンピューティング(クラウド)などに注目が集まっています。
今後、より一層の成長が期待される新技術は、IoT、人工知能(AI)などが挙げられます。
IT業界の中でも技術派遣(アウトソーシング)の会社やSESの会社は比較的年収が低い?
IT業界と言ってもビジネスモデルは、様々です。
一般的なイメージとして多い業態は、Sierなどの技術請負、SES(システム・エンジニアリング・サービス)と言われる準委任契約、技術派遣などでしょうか。
未経験の状態から、新卒入社をした新入社員が悩むことや不安に感じることは、技術派遣やSESなどで、顧客先に派遣されていくことや常駐することなどによる職場の不安定感や帰属意識がわきにくいこと、報酬面があまり高くないことなどがあげられます。
以下は、技術派遣事業、SES事業、システムの開発請負事業などを中心に手掛ける上場企業です。
年収面で見ると技術派遣の会社はビジネスモデルの構造上、高い年収を受け取っているエンジニアはあまり多くない状況です。
社名 | 売上高 | 平均年収 |
富士ソフト | 2,409億5,300万円 | 598万円 |
テクノプロ・ホールディングス | 1,584億700万 | 616万円 |
UTグループ | 1,151億3,100万 | 564万円 |
メイテック | 1,009億9,500万 | 611万円 |
夢真ビーネックスグループ | 817億5,500万 | 1001万円 |
システナ | 608億7,100万円 | 507万円 |
アルプス技研 | 357億5,300万 | 494万円 |
フォーラムエンジニアリング | 277億2,800万 | 420万円 |
ウイルテック | 248億 | 312万円 |
平山ホールディングス | 229億7,000万 | 808万円 |
コムチュア | 180億7,011万円 | 576万円 |
鈴与シンワート | 146億5,300万円 | 634万円 |
エスユーエス | 89億6,700万 | 396万円 |
アルトナー | 70億200万 | 427万円 |
ヒップ | 54億3,700万 | 458万円 |
ジェイテック | 27億7,100万 | 473万円 |
上記は、有価証券報告書や会社四季報などの数値をまとめたもので、特定の企業を否定的に見ているわけではない旨を念のため補足致します。(※平均年収はホールディングス的な立ち位置の場合は高くなっていることがあります)
ここで、お伝えしたいことはIT企業と言っても、ビジネスモデルや元請け、下請け(一次、二次、三次)等によっても報酬などの待遇面は大きく異なるということです。
例えば、インハウスと言われる自社内開発は非常に人気が高く、好待遇のところも多いのですが、求めるスキルやスペックが高く、高難易度の企業が多いのです…。
未経験から障害者雇用枠でIT業界を受験する人は、このあとご紹介する障害者専門の転職エージェントなどにご相談ください!
障害者雇用はほとんどが契約社員(非正規)で正社員になるのは難しいの?
障害者雇用枠は非正規雇用(契約社員)で簡単には正社員にはなれないと聞きますが、それは本当でしょうか?
実際に障害をお持ちの方は、正規雇用(正社員)の比率があまり高くないことは既にご存知かも知れませんね。
ただ厳しい・簡単ではないということだけでは、少しいい加減な説明になるため、実際に正社員とそれ以外の雇用形態の割合を一緒に見ていきましょう。
厚生労働省の調査結果によると、まず従業員規模が5人以上の事業所に雇用されている障害者の数は約82万1,000人となっています。
その内訳をみると、正社員として雇用される方があまり多くは無いことをご理解いただけるはずです。
障害の種類 | 雇用されている人数 | 正社員の割合 |
身体障害者 | 42万3,000人 | 52.5% |
精神障害者 | 20万人 | 25.5% |
発達障害者 | 3万9,000人 | 22.7% |
知的障害者 | 18万9,000人 | 19.8% |
【出典】厚生労働省:平成30年度障害者雇用実態調査
調査対象は、常用労働者5人以上を雇用する民営事業所のうち、無作為に抽出した約9,200事業所が対象となっています。
約9,200の事業所に調査をして、実際に回収を得られた数は6,181事業所のようです。(回収率67.2%)
身体障害者の方のみが50%を超えており、それ以外の障害者の方は20%前後程度の厳しい現状です。
障がい者の定着率は1年で60%程度という現状…
障害をお持ちの方で就職・転職活動中の方は、色々な不安や悩みを抱えていらっしゃるようです。
『書類選考がなかなか通過しない…』、『面接が受からない…』、『転職をしても職場の理解が無くて長続きしない…』など等、悩みは人それぞですが、苦労されていらっしゃる方のほうが多い印象です。
まずは、障害者職業総合センターによる定着率のデータを一緒に見ていきましょう。
障害者職業総合センターの発表によると、障害者が転職した後の職場への定着率は約60%程度となっています。
細かな内訳をみると障害の種類により、大きく結果に差が出ていることがわかります。
出典:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター発表「障害者の就業状況等に関する調査研究」
障害をお持ちの方が長く勤務するには、障害者の受け入れ実績が豊富で、一定の配慮をしてもらえる職場に勤めることが大切です。
1人で探すのではなく、職場環境などをリサーチしており、受入れ後も定期的にフォローをしてくれる障害者専門のエージェントを利用したほうがミスマッチがなく、早期離職などの失敗が減るはずです。
求人探しは障がい者に専門特化したものを利用したほうがミスマッチが少ない
先述の通り、障害者雇用枠の就職・転職活動はミスマッチが起こることもありますし、選考の通過率もそんなに高くはありません。
自分1人で活動を進めるより、専門の転職エージェントを活用したほうが明らかに効率出来です。
当記事としては、障害手帳を保有していることをオープンにして、多少お給料や年収が下がったり、出世コースなどから外れたとしても、配慮した職場されながら、周囲の仲間からの支援を受けながら働くことが出来る環境を探すことをおススメします。
しかし、障害をお持ちの方の中でも、比較的症状が軽く一般の就労が可能なのではとご自身としては思う方もいらっしゃるかも知れませんが、後々就業が厳しくなったり、辛くなったりするするケースもありますので、一度障害をお持ちの方専門のエージェントに相談に行ってから、方向性を決めてみてはいかがでしょうか。ずっと隠し続けることは割とキツイと思います。
障害者雇用枠での就職活動においては、企業側は『障害者雇用率制度』に基づき、一定の割合で障害者を雇用する義務があります。
企業側が障害者を募集する際は、障害者専門の転職エージェントを利用することが多いです。エージェントに相談し、障害者雇用のカウントが現在足りていない企業を狙うだけで内定率が大きく高まります。
障害の種類によって就労割合が高い職種や就労時間などが異なる
障害をお持ちの方が就職先を探す際には障害者の支援に特化をしたエージェントに相談したほうが失敗が少ないことはご理解頂けたかと思いますが、もう少しだけエージェントに相談をした方がミスマッチが減る理由を解説致します。
先に説明した厚生労働省のデータの中に、障害の種類毎の勤務時間数や就いている職種のデータがありましたのでそちらもあわせてご紹介します。
まず、障害の種類によって就業する職種の割合が大きく異なることが理解頂けると思います。
身体障害者は事務的職業が32.7%と最も多く、次は生産工程の職業で20.4%が続いています。
知的障害者は生産工程の職業が37.8%と最も多く、サービスの職業が22.4%と2番目です。
精神障害者はサービスの職業が30.6%と最も多く、次は事務的な職業で25%です。
発達障害者は販売の職業が39.1%と最も多く、次は事務的は職業が29.2%と続いています。
■労働時間(週所定労働時間)
【通常(週30時間以上)】
身体障害者は79.8%、知的障害者は65.5%、精神障害者は47.2%、発達障害者は59.8%
【週20時間以上30時間未満】
身体障害者は16.4%、知的障害者は31.4%、精神障害者は39.7%、発達障害者は35.1%
【週20時間未満】
身体障害者は3.4%、知的障害者は3.0%、精神障害者は13.0%、発達障害者は5.1%
転職エージェントとは?
まずは、転職活動自体をはじめておこなうという転職活動初心者向けに転職エージェントとは何かについて解説致します。
転職支援エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが転職・就職活動の始めから終わりまでを支援して頂けるサービスです。
別の名称としては人材紹介会社とも呼ばれ、厚生労働省の有料・無料職業紹介事業許可を得た会社や団体等がキャリア支援や職業紹介等の斡旋を行う事業形態になります。
転職エージェントのサービスは、無料で受けることができ、非公開の求人情報の提供や面接日程の調整などの企業への連絡等を代行して頂けるだけでなく、仕事内容の確認、 年収交渉や入社後のポジション調整、入社日の調整なども行って頂けるため、効率的に転職活動を進めることが出来ます。
中途採用の転職活動においては、企業側の採用要件とあなたのニーズがマッチングさせる必要があり、その精度が低い場合は再就職先を選ぶ際に失敗する可能性もゼロではありません。
転職活動は、専門のアドバイザーを活用して進めていった方がはるかに効率的でしょう。
無料で転職相談が出来るって怪しくないの?あとあと、お金を請求されるようなことはないのか…心配。(20代女性)
※基本的には転職エージェントは無料です!(一部有料カウンセリングのサービスがありますが、元々有料である旨の記載があります)
転職エージェントは年齢や経験職種ごとに相談先が異なる
転職支援エージェントを利用する際には、年齢(サービスの種類によっては性別)やご経験職種やお持ちのスキルによって相談する先をわけていく方が効率が高まります。
例えば、医師や看護師、薬剤師、栄養士、保育士などの国家資格保有者や介護福祉業界、エンジニア(技術職)などは、それぞれの業界に精通した専門型のエージェントを活用したほうが、仕事内容への理解度も高く、非公開求人といわれる転職サイトなどには掲載をされていない求人情報などを多数保有している可能性が高いのです。
また、20代の既卒者やフリーター、ニート等のような社会人経験がない(浅い)方は、20代や未就業者に特化したエージェントを活用したほうが正社員として好条件の職場を探しやすくなります。
社会人歴2、3年程度の第二新卒と呼ばれるようは層も20代に専門特化したエージェントのほうがあなたのポテンシャルを重視して採用してくれる企業の求人を保有している可能性が高いです。
障害者雇用を考える就職・転職希望者におすすめのエージェントサービス比較
世界2位の大手人材企業が手掛ける障がい者専門のエージェントサービス。障がい者採用に積極的で働きやすい環境の企業求人が多数 | |
人材大手のパーソルグループが手掛ける障がい者専門のエージェント。ハイクラスから第二新卒など20代向けの求人など幅広い求人あり | |
日本最大級の障害者専門の求人検索サイト。自宅からオンラインで手厚い支援を受けることが出来る点で評判が良い | |
支援実績29年以上の老舗的なエージェント。身体障害と内部障害の支援に特化 | |
就職・転職支援から就労移行支援まで幅広く障害者支援を手掛ける会社。一人ひとりに合ったサポートを実施 |
ランスタッド チャレンジド
『ランスタッドチャレンジド』は、世界で第2位の人材大手企業が手掛ける障がい者の転職・雇用・求人に専門特化をした就職支援サービスです。
ランスタッド(Randstad)は、オランダに本部を置き、世界39カ国に4400以上の拠点を持つ世界有数の総合人材サービスを手掛けています。
外資系の会社と聞くと、少し冷たいような印象を持つかも知れませんがご安心ください。外資系・日系グローバル企業などの大手人気企業との取引なども豊富にあり、障害者採用に積極的な会社が多いことが同社の特徴です。
障がい者の就労支援専門部署を宇都宮と日本橋に設け、選考中の選考対策はもちろん、就職後の定着率を高めるためのフォローアップも丁寧に実施しています。障がいをお持ちの方が、経済的に自立できるよう、きめ細やかなサポートを手がけています。
支援地域は全国各地で、正社員、契約社員、紹介予定派遣、パート、アルバイトなどあなたの希望にあわせて求人探しをすることが出来ます。
運営会社 | 株式会社ランスタッド |
公開求人数 | 非公開 |
利用地域 | 全国対応可 |
↓登録は無料で簡単です↓
dodaチャレンジ
『dodaチャレンジ』は、人材支援を幅広く手掛けるパーソルグループが手掛ける障害者のための転職・就職支援サービスです。
転職サービスの『doda』は国内でも最大級のメディアとなり、10万件程度の求人を保有しています。長年培ってきた企業とのネットワークを活かし、障害者雇用のサポートを手がけていることもあり、利用者満足度は95%以上です。
『dodaチャレンジ』では、障害(身体、精神、発達、知的)の特性に合わせた専門チームで障がい者一人ひとりの個性に合わせた支援をしています。
取り扱いの求人としては年収500万円以上のハイキャリア向けから、新卒や第二新卒など若手社会人に向けた求人まで幅広く取り扱っています。
運営会社 | パーソルチャレンジ株式会社 |
公開求人数 | 非公開 |
利用地域 | 全国対応可 |
↓登録は無料で簡単です↓
障害者雇用バンク(旧エラビバ)
『障害者雇用バンク』は障害者向けの求人情報サイト・就職支援エージェントです。(旧サービス名はエラビバ)
サービスの特徴としては、大手人気企業の障害者雇用枠の求人だけでなく、ハローワークで募集をしている障害者求人情報も掲載されているところです。障がい者求人で4,500以上と業界最大級です。
また、就職支援としてキャリアカウンセラーと電話・Web面談によるサポートも付いています。スマートフォンやPCがあれば、在宅(リモート)でも相談に応じてもらえることは嬉しいですね。
障害者を積極的に採用する企業の非公開求人の紹介はもちろん、履歴書添削、面接対策、入社後のフォローアップなどを丁寧に行って頂けます。
業界大手のエージェントとは一味違う、アナタの特性に合わせた手厚い支援を求める方におすすめです!
運営会社 | 株式会社スペシフィック |
公開求人数 | 4,500社以上 |
利用地域 | 一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)、大阪 |
↓登録は無料で簡単です↓
エージェントサーナ(Agent Sana)
『エージェント・サーナ』は、障がい者の就職・転職支援に専門特化をして29年の経験・実績を持つ、信頼のおけるエージェントです。
長年に渡り築いてきた企業とのネットワークによる豊富な求人数と、培ってきたノウハウをもとに、障がい者の就職活動を全面的にバックアップしてくれます。面談から2ヶ月以内の内定率は60%以上と就職の成功事例も多数!
現状は、「内部障害」、「身体障害」の方の支援に特化しているようですが全国どの地域でも利用可能です。
求職者の方に直接お会いし、あなたの特徴をしっかりと把握し、どんな転職を実現したいかをじっくり話し合う時間を設けています。(コロナ禍ではWeb面談を強化中)
面談は、平日の夜や土曜日にも実施しており、現在お仕事中の方でも安心して相談することが出来ます。
運営会社 | 株式会社イフ |
公開求人数 | 非公開 |
利用地域 | 全国対応可 |
↓登録は無料で簡単です↓
アットジーピー(at GP)
『アットジーピー(at GP)』は、障がい者の就職・転職支援に専門特化をしたサービスです。
エージェント機能だけでなく、就労移行支援施設の運営なども手掛けており、あなたの体調や障害の種類に応じた就職支援を受けることが出来ます。また、一般的な転職支援だけでなく、障がい者アスリートやハイクラス、新卒学生なども手掛けています。
専任のキャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリングで、あなたの希望を確認しながら、各々のニーズに合わせた非公開求人を紹介してくれます。
応募書類の添削から面接練習、給与などの条件交渉、入社後のアフターフォローまでを支援してくれますので、初めての就職・転職活動でも安心して利用できます。
運営会社 | 株式会社ゼネラルパートナーズ |
公開求人数 | 約900社 |
利用地域 | 全国対応可 |
↓登録は無料で簡単です↓
おすすめしたい大手企業の就労移行支援施設比較。選ぶ際に参考にしたい評判や口コミ
障害者の就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所。全国約80ヶ所、累計8000名以上の支援実績 | |
人材業界大手パーソルの特例子会社が運営。高い専門性と一人ひとりに合わせた支援メニューで人気 | |
2012年から就労移行支援サービスを手掛け全国59カ所に支援所を設置。通所後2000名以上が一般就労として勤務。 |
LITALICOワークス(リタリコ)
評価: 4.3
今すぐに働く自信が無い方や、就職をしても長続きせずに早期離職を何回も繰り替えしてしまっている人などが、段階的に働く準備をしていくことが可能。利用日数やスピードなどは個々の体調や目的に応じて調整OK。
『LITALICOワークス』は、再就職・転職を目指す障がい者の就労・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。
全国約80ヶ所、累計8000名以上の支援実績があり、就労移行支援施設として急成長しています。
うつ病、統合失調症、ADHA、アスペルガーなど様々な症状の方が利用しており、9割以上の方が自己負担なく無料で支援を受けています。
就業に向けたトレーニングを積みつつ、再就職を目指せるため、中途障害の方や今すぐ正社員として勤務することには自信が無い方などは利用を検討してみてください。
対応が親身で丁寧と評判がよく、まだ障害手帳を取得していない人でも相談可能です。現在、就業に不安を抱えている方は気軽に相談に行ってみてください。
運営会社 | 株式会社 LITALICO(LITALICO lnc.) |
利用地域 | 全国対応可 ※地方都市などは支援が遠いところもあり |
↓登録は無料で簡単です↓
ミラトレ(パーソルチャレンジ)
評価: 4.3
過去に就職しても職場で長続きせずに早期離職を何回も繰り替えしてしまっている方や体調面、スキル面などで今すぐに働く自信が無い方などが働くトレーニングをしていくことが出来ます。利用日数や支援内容などは各々の目的や課題に合わせて調整可能です。
『ミラトレ』は、人材業界大手企業のパーソルチャレンジが運営する再就職・転職を目指す障がい者の就労・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。
ミラトレの特徴としては、支援のスタイルがマニュアルなどで定められた決まり切った支援を受けるというよりは、一人ひとりの利用目的や要望、就業をする上での課題解決に向けた個別の支援計画を作成して頂き、サポートを受けるようなスタイルです。
利用開始前のヒアリングから始まり、通所後も定期的に状況確認の場などを設けて、プログラムの内容を必要に応じて調整していきます。
施設に通い出してから就職するまでの間、無理なく就業までの準備を進めて行けるよう、一人ひとりに合わせた支援を受けることが可能です。
精神障害・発達障害・知的障害をお持ちの方の中でも、うつ病、統合失調症、ADHA、アスペルガーなど様々な症状の方が利用しており、通所後の就労移行率98%、1年超の職場定着率80%という高い実績にしっかりと表れています。
就業に向けたトレーニングを積みつつ、再就職を目指せるため、中途障害の方や今すぐ正社員として勤務することには自信が無い方などは利用を検討してみてください。現在、就業に不安を抱えている方は気軽に相談に行ってみてください。
支援の内容はとても充実しており、安定した通勤を出来るような練習、支援所内で他の通所者とコミュニケーション、PC操作のトレーニングなどの就業に向けた準備から、様々な職場や職種での就業体験などを通じて、働く下地を作っていくことが出来ます。
一定期間通所して企業の選考を受ける際には、就職支援として履歴書などの書類作成のアドバイスから面接相談等まで丁寧に指導して頂けます。
運営会社 | パーソルチャレンジ株式会社 |
利用地域 | 東京都(上野、大井町、三鷹)、神奈川県(川崎、横浜、横浜関内、藤沢)、千葉県(新松戸)、埼玉県(大宮、川口、川越)、愛知県(名古屋)、大阪(梅田)、兵庫(尼崎) |
↓登録は無料で簡単です↓
ココルポート(旧:Melk)
評価: 4.3
2012年のサービス開始から2,000名以上が一般就労として就職。入社から6カ月後の定着率も89.7%と高い水準を維持。
『ココルポート(旧メルク)』は、株式会社ココルポートが運営する再就職・転職を目指す障がい者の就労・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。
コミュニケーション、生活、研究、イベント、仕事の5つのカテゴリーで300を超えるプログラムが用意されており、利用者の課題に合わせて自由に選択することが出来ます。
ココルポートは、交通費の応援制度やランチの応援制度など珍しい仕組みがあり、費用面の負担を減らすことが出来ます。
就労移行支援所の所在地も、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知、福岡と大都市圏に設けられているため、関東だけではなく、関西、東海、九州で通所可能な範囲にお住いの方は利用を検討して見ても良いかも知れません。
就業に向けたトレーニングを積みつつ、再就職を目指せるため、中途障害の方や今すぐ正社員として勤務することには自信が無い方などは利用を検討してみてください。現在、就業に不安を抱えている方は気軽に相談に行ってみてください。
運営会社 | 株式会社ココルポート(Cocorport Inc.) |
利用地域 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、愛知、福岡 |
↓登録は無料で簡単です↓