プラセンタと肝機能の関係性

プラセンタには肝機能を改善させる効果があるとされています。 医療機関で肝機能障害の治療にプラセンタを使用する場合、健康保険が適用されるケースもあるぐらいです。

プラセンタはどのようなメカニズムで肝機能を改善しているのか、説明していきましょう。

活性酸素を抑えて肝細胞の破壊を防止

体内には活性酸素という物質があります。病原菌を退治して免疫力を高める働きがありますが、増えすぎると正常な細胞を傷つけてしまうという問題があります。

活性酸素は全身で生成されますので、肝細胞にも悪影響を与えます。 アルコール摂取によって肝細胞が破壊され、GOTやγ-GTPの数値が上昇するのは、アルコール分解時に活性酸素が生成されるためです。

プラセンタには活性ペプチドやビタミンC、Eなど、活性酸素の働きを抑える成分が含まれています。 活性酸素の働きを抑えることは肝細胞の破壊を防ぐことにつながりますので、これによって肝機能の低下を防ぐことができるというわけです。

HGFで肝臓の再生を助ける

ただ、これだけでは不完全です。 アルコールやウイルスなどによって破壊された肝細胞を、いかにして元通りにするかが課題になってきます。

プラセンタには特定の細胞を活性化させる成長因子という成分が含まれていますが、この中にHGF(肝細胞増殖因子)と呼ばれるものがあります。 文字通り、肝細胞の分裂を促進させる働きを持っています。

肝臓は再生力が強い臓器といわれており、手術によって半分を切り取ったとしても、元通りになることが分かっています。 これはHGFの働きによるものです。

プラセンタによってHGFを摂取することで、破壊された肝細胞を修復することができれば、肝機能の改善につながってくれるというわけです。

プラセンタは活性酸素の働きを抑えて肝細胞の破壊による機能低下を防ぐと同時に、HGFによって肝細胞の修復を促すことで肝機能をアップさせてくれます。 医療機関での治療に使用されるほど深い関係性を持っているのは、このためなのです。