プラセンタはなんの胎盤を使っているの?

プラセンタ抽出に使用されているのは主に人、豚、馬、羊の胎盤です。

かつては牛の胎盤も利用されていましたが、現在ではBSE(狂牛病)の感染リスクのため、国内での製造と輸入が禁止されています。
4つのプラセンタには、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

人由来のプラセンタ

同じ人由来のものなので、効果が高いというメリットがあります。 ただ、医療用としてしか流通しておらず、ドラッグストアなどでの入手は不可能です。

肝機能障害と更年期障害以外は健康保険が適用にならず、コストが高くなってしまいます。 また、注射によって投与された場合には、輸血ができなくなるというデメリットがあります。

豚由来のプラセンタ

多産系なので入手できる胎盤が多く、コストが安いのが最大のメリットです。 遺伝子の構造が人に近いため、効果が高いというメリットもあります。

ただ、豚は免疫力が高くないため、病気や寄生虫のリスクがあります。 このため、抗生物質を恒常的に投与されている個体も多く、プラセンタの安全性への影響が不安視されているのがデメリットです。

馬由来のプラセンタ

豚と違って免疫力が高いため、抗生物質の影響を考慮したくてもすみ、安全性が高いというメリットがあります。 飼育時に厳しく管理されているサラブレッドの場合、より安全性は高くなります。

ただ、飼育個体数が豚より少ないうえ、赤ちゃんを年に1頭しか産まないため、胎盤の入手コストが高いというデメリットがあります。 人との親和性も、豚ほどではありません。

羊プラセンタ

馬同様に免疫力が高く、安全性については同レベルと考えていいでしょう。 ただ、国内での流通量が豚や馬に比べて少ないというのはデメリットと言えます。

これは羊にスクレイピーという脳神経が冒される疾患があるため、国内で羊プラセンタの製造が禁止されているためです。 ただ、BSEと違ってスクレイピーは人への感染例がないため、羊プラセンタの輸入は禁止されていないので入手可能なのです。