妊娠中にプラセンタの摂取は平気?

プラセンタにはホルモンバランスを整えたり、精神を安定させてくれたりする働きがあります。 肉体的にも精神的にも不安定になりやすい妊娠中こそ、そうした効果にあやかりたい時期なのですが、問題はプラセンタを妊娠中に摂取しても問題がないかどうかです。

妊娠中の不具合への効果は期待できる

妊娠中には女性ホルモンの分泌量が大幅に増加するため、ホルモンバランスが崩れて心身とも不安定になりやすいとされています。 女性ホルモンの増加に体が付いていけないためです。

プラセンタのホルモンバランスを整える働きは、女性ホルモンの増加をある程度緩やかにしてくれることにつながります。 これによって体の方を徐々に慣らしていくことで、不具合を抑えられるのです。

また、プラセンタには特定の細胞を活性化させる成長因子が含まれていますが、その中にNGF(神経成長因子)と呼ばれるものがあります。 交感神経をはじめとする神経細胞を活性化させる働きがあり、これによってストレス耐性を高め、精神面を整えることができるのです。

安全性については確立されていない

ただ、実際のところは専門家の間でも、妊娠中のプラセンタ摂取については意見が分かれています。 なぜなら、お腹の赤ちゃんにとっての安全性か十分に確立されていないからです。

そもそもプラセンタは現時点では、葉酸のように必ず摂取しなければならないサプリメントではないのです。 安全性についてのデータが十分でないならば、あえて摂取する必要はないという慎重な意見があるのもうなずけます。

また、プラセンタは胎盤由来の成分です。妊娠中には子宮内に胎盤があり、ここから赤ちゃんに成長因子や栄養素が送られているのです。 プラセンタの摂取によって成長因子が過剰になり、赤ちゃんが成長しすぎてしまうのではないかという懸念もあります。

妊娠中のプラセンタ摂取については意見が分かれており、摂取しても問題がないかどうかについて記載するのは慎重にならざるを得ません。 かかりつけ医に相談したうえで摂取するかどうかを決めるのが、現時点では最善の方法ではないでしょうか。