わきがの治療にプラセンタ

わきの下から独特の臭いがするわきがに悩んでいる人は意外と多く、発汗が増える夏場は悩みが深刻になります。 わきがの治療にプラセンタが使用されることがありますが、どのような効果がわきがの臭い抑制につながっているのでしょうか。

自律神経を整え発汗を減らす

わきがは汗の量が増えることによって臭いが強くなります。

これは、アポクリン腺という汗腺に含まれているタンパク質や脂質などによって細菌が繁殖してしまうためです。 汗そのものが臭うわけではなく、細菌の分泌物が臭っているのです。

汗を増やす働きを持っているのが、自律神経のうち交感神経です。 ストレスなどによって自律神経のバランスが崩れると必要以上に汗をかくようになり、わきがの臭いが強くなってしまうというわけです。

プラセンタに含まれている成長因子のうちNGF(神経成長因子)と呼ばれるものには、自律神経のバランスを整えてくれる働きがあります。 これによって抑え、わきがの臭いを減らすことが狙いなのです。

根本的な解決にはならない

ただ、この治療法はわきがの根本的な解決になっていません。 わきがの臭いに関係しているアポクリン腺の問題が放置されているためです。

そもそも、わきがになるかどうかは先天的にアポクリン腺が多いかどうかで決まります。 根治のためには手術などによってアポクリン腺を除去する以外の方法はありません。

自律神経を整えて汗を減らしても、気温上昇による汗の増加を防ぐことができるわけではありません。 また、わきがの症状が重い人の場合、プラセンタで汗を減らしても臭いを抑えきることはできません。

根本的な解決になっていないのは、このためです。

プラセンタの注射には、献血ができなくなるなどのリスクがあります。
また、重度のわきがならば手術に健康保険が適用される場合もあります。
プラセンタによるわきが治療はあくまでも「一時しのぎ」にすぎませんので、わきがの症状が重い人は根治療法を検討した方が良さそうですね。